第60回日本書研展のご案内
日本書道研究会では、毎年春に小作品の展覧会「日本書研展」を開催しています。今年の展覧会は、出品者全員が「臨書作品」を発表するという新たな試みとなりました。
私は、北宋の書家・黄庭堅による「黄州寒食詩跋」を半切の紙に臨書した作品を出品しております。他の先生方がどのような古典を選び、どのような作品に仕上げられたのか、今からとても楽しみにしています。
臨書は、古典と呼ばれる名筆を手本にして書く、書道の基本ともいえる学びの方法です。「臨書に始まり、臨書に終わる」と言われるほど、書の上達に欠かせないものです。書道を始めたばかりの方にも、長年学ばれている方にも、臨書作品の展覧会は多くの気づきや学びがあることと思います。
桜の散り際も美しい上野公園へ、ぜひお出かけください。
会場にてお待ちしております。
【開催概要】
日時:2025年4月15日(火)〜4月19日(土)
時間:10時〜17時(最終日は15時まで)
場所:上野の森美術館 1階
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